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エイジング(ネジ)

 こんにちは!

 今朝、寝坊しちゃったしゃちょーです。
何故そんなことになったかと言いますと、遡ること2日ほど。
土曜の夜に「うひょー!明日は予定がないぜ!(大吉クンの散歩があるから、ほどほどに)たっぷり寝てやるぅ!」とアラームをすべてオフにして、日曜日を楽しみ、アラームをオンにし忘れて寝てしまい、それに加えて、ここのところの涼しさで熟睡してしまったというのが原因でして、いつもよりしっかりと睡眠がとれました。

 そんな予定のない日曜日、曇り空でした。
バイクで出掛けて雨に降られるのも嫌なので、バイクはお休み。
もう一台のメンテナンスも、屋根付きのガレージを持ち合わせていないワタシは「急に降られて、慌てて片づけて、ネジとかなくしたらイヤだなぁ」と消極的な気分。
けど、ずぅっとゴロゴロしてるというのは、せっかく予定のない日曜日を退屈な日にしてしまいそうでもったいない。
トイレ掃除をしながら「おお、これだ!」と思いついたのが、先日の違和感の解消。
ええ、ネジのエイジングです。
使用する材料は入手しやすいもので、安価なので、仮に失敗してもダメージは少なく、実験するにはいいんじゃないかなと・・・・・

 ネジの錆取り方法をネットで調べ、今回はその方法を流用してみました。
簡単に言うと、酸化させて表面を荒らして、そのままでは酸化し続けてまた錆びてしまうので、アルカリ性で中和。

新品ネジ(右側)と60年以上前(推測)のネジ(左側)60年の歳月を一気に追いつけるのか?

 材料はネジ、トイレ用(酸性)洗剤、灰汁汁、チャック付きビニール袋2枚。
以上。
この中で灰汁汁が入手困難かと思われましたが、コロナ禍で緊急事態宣言が出された時に、自宅庭でやった七輪パーティーで使った炭の残りが火消し壺に入っていたので、そこから入手。
ホームセンターで売ってる木炭でもいいんじゃないかと個人的に思いますが、あくまでも自己責任で!

BBQで残った炭も火消し壺に入れておけば、次回また使えるので、一つ買っておくのをお勧めします。そんなに高いものではないです。
トイレ用(酸性)洗剤と火消し壺。二つとも独特なフォルムでなんだかシュールなので、一枚載せてみました。

 まずは酸化。
チャック付きのビニール袋にネジを投入。
そしてそれがヒタヒタに浸かるくらいにトイレ用(酸性)洗剤を原液のままブニューっと入れます。
ワタシが検索したサイトや動画では2倍に希釈するとかいろいろとありますが、今回は自己責任で原液です。

注入直後に泡が出て見るからに酸化してまっせ~といった雰囲気。クリームソーダを連想させますが、飲んじゃダメ、ゼッタイ。

 浸しておく時間は錆取りの場合、一晩とか紹介されてますが、原液をそのまま使っているし、ネジ自体はこれから使いたいもので、足りなかったらまたやればいいさと思い、「1時間」とこれまた自己責任で決定。
待っている間に灰汁汁の用意をします。

 火消し壺から炭を適当に取り出し、チャック付きのビニール袋に水と一緒に入れてしばらく放置。
燃え残った炭は少し潰してから袋に入れたほうがよさそうですね。
ワタシ、本当に適当に入れて、袋をモミモミしていたら、少しだけ袋に穴が開いちゃいました。
これを見てマネされる方は居ないと思いますが、ご参考に・・・・・けど、自己責任でお願いします。
トイレ用(酸性)洗剤の袋から取り出したネジを軽く水洗いして灰汁汁の袋へドボン。

上手く中和できますように・・・・・黒い液体の中に鈍く光るネジ。ちょっとかっこいいと感じるのは、きっとワタシだけでしょうね?

 漬け込む時間は酸化と同じ「1時間」。
どちらかが長いと、なんか不公平っぽいと感じたので、同じ時間。
いや、必ず同じphじゃないんで、アンフェアだとは思うんですが、ワタシの気持ち的にフェアに扱ってあげたかっただけで、これも根拠なし。
自己責任です。

 1時間経ち、どんな感じになっているかワクワクドキドキしながら取り出してみると・・・・・・

右からオリジナルであろうネジ、エイジングしたネジ、新品ネジのネジ3兄弟。

 うん、初めてにしては上出来。
酸化させる前にパーツクリーナーで脱脂しておけばよかったとか、もっと時間を長くすればよかったかなと、課題は残りますが、初めてにしてはいいんじゃないかな?
それと、今回はネジの錆取の仕方を勝手に参考にしてみましたが、方法としては正しかったような気がします。

ネジを手に取ってニヤニヤする50歳。客観的にみると、ちょっと・・・・いや、だいぶ怖いぞ

 実に有意義な時間を過ごさせて頂いたのですが、この記事を書いている途中に「あれ?これって不動産屋のブログだよな?これじゃー趣味ブログじゃん?」ってことに気付いちゃいました。
これからはお仕事のことも書いていこうかと反省中です。