オジサンを待つ大吉。
こんにちは!
手を洗っているとなぜかトイレに行きたくなるしゃちょーです。
みんなそうとは思いませんが、同じ症状が出る方が少なからずいると思います。
ワタシにはそこまで「トークの腕」がないので、それについて深く掘り下げられないと思います。
ですから、一緒にお酒でも飲みましょうとまでは思いませんが、「あ、俺もそう」「そういえば私も」という方と「やっぱそうだよね」「うんうん」と思いは共有したいなとは思います。
もしそんな方がいらっしゃったらご一報を。
さて、みなさんは「拒否柴」というのをご存じでしょうか?
「拒否柴」というのは、お散歩の途中に座り込んだりしてしまい、動かなくなってしまう柴犬のことで、無料動画投稿サイトやそれらを紹介するテレビ番組では度々紹介されていますので、興味のある方は検索してみてください。
ちょっと調べてみたのですが、座り込んでしまう理由は様々で、「帰りたくない」「ここにいたい」などがあるようです。
では、なぜそんなことを調べたかと言いますと、我が家の大吉クンも拒否柴になることが多くなったからです。
拒否柴になってしまうには先ほども書きましたが理由があるとのこと。
では、大吉クンが拒否柴になる理由とは?
ズバリ!
「おやつをくれるオジサンを待っている」
これしか考えられません。
とあるところのある時間帯に現れるオジサン。
そのオジサンも犬を連れていて、ご自分の愛犬には「肥るから」とペット用の煮干しを数匹あげるのですが、オジサン目当てに集まる犬たちには美味しそうなジャーキー的なおやつをふんだんにくれるのです。
そして、犬というのは不思議な生き物で、「よその家の人から頂くものは水でも美味しい」と思っている節があるようで、「○○ちゃーん、お水だよ」とお皿に出されたお水に飛び付く○○ちゃん以外の犬たちの光景が繰り広げられる風景というのはなかなか面白いものです。
大吉クンもご多分に漏れず、オジサンがくれるオヤツに大喜び。
「あれ、ちゃんとご飯をあげてるよね?」と自分を疑いたくなるようなほどのガッツキ&大喜びっぷりです。
おやつをくれるオジサンにお礼かたがたお話を伺うと「俺はね、犬におやつをあげて、犬に囲まれるのが好きなんだよ。付き合わせちゃってごめんねー」とのこと。
迷惑だったり太り気味で控えたい場合は時間や場所をずらせばいいので、「いやいや、大吉も喜んでいるし、ありがとうございます」とお礼を言う。
そうやって、同じ犬好きのいわば同志ともいえるけど、本名も知らない関係というのはバックグランドが何もないので、変な気遣いもなく、俗に言う「屈託のないおしゃべり」ができるます。
ワタシはけっこう好きな関係ですね。
ワタシもいつものグランドでは「大ちゃんのパパ」と呼ばれていますし・・・・・
けど、そのオジサンと出会う時間帯がズレると困ったモノです。
「オジサンを待つよ!」「待ってオヤツ貰うよ!」とガンとして動きません。
その場所に来る大体の時間帯というのは把握しているのですが、やはりオジサンにもワタシにも都合や生活というのがあります。
その都合や生活によって散歩の時間というのはズレることがあるのは当然のこと。
そして犬は徹底的に受け身。
人間のように「一人で行きなさい」や「先に行っててよ」は通用しません。
そして、オジサンが「もう帰ってしまった」のか「まだ来ていない」のかも徹底的に不明。
だって本名すら知らないのです。
携帯やLINEなんて知っているはずがありませんし、知ろうとも思いません。
だってその距離感が心地がいいのに・・・・・。
以前は「ほら、行くよ」と言い、リードを軽く引っ張ると素直に諦めてくれたのに、この頃は頑固になり、オヤツで釣ろうとしますが、ワタシが差し出すオヤツでは不満のようで、なかなか動いてくれません。
拒否柴の発動です。
では、拒否柴発動した場合の対応はどうするんだ?というと・・・・・
しばらく待って、こなかったらダッコで強制退場
です。
非常に有効な手ではありますが、通りすがりの元気のいい小学生に遭遇すると、「あー柴犬がダッコされてるぅ!」と指をさされるという諸刃の剣なのです。