諸行無常と一期一会
こんにちは!
先日近所のスーパーへ買い物に行き、麦茶のティーパックを買ったしゃちょーです。
ついこの間まで「いやぁ~今日も冷えるねぇ~」なんて言っていたのに、もう冷たい麦茶が飲みたくなる季節。
去年は確かルイボスティーを事務所で飲んでいた記憶。
けどまぁ一発目は麦茶でしょ!
季節のように移り行くモノ、暑い日もあるけど、過ごしやすい日もある。
けどやっぱり約1年経てば同じ季節に戻ってくる。
四季は必ず同じではないにしろグルグルと回っている。
しかし人間の体は季節のように回ってはおらず、オギャーと生まれたその時から終わりに向かって歩き出します。
輪廻転生とかそういった価値観はここではそっと隅に置いておいてください。
オギャーと生まれて、出来ない事ができるようになり、またその出来ることの熟練度が増していき、そのままその状態をキープできればいいのですが、大抵の場合は衰えていきます。
そしてその衰えは単純に体力の低下だけが原因ではなく、病気や不慮の事故や生活習慣等様々な要因でも引き起こされたり、衰えのスピードが加速したりします。
一念発起してトレーニングしたり、リハビリで回復していっても最高の状態に戻るのは難しく、せいぜい衰えのスピードを鈍化させるだけが関の山。
ほらね、人間の身体は悲しいかな季節のようには回っていないでしょ?
最近はそんな状態の自分自身をちょっとだけ寂しいなと思うときが多くなってきました。
そう思うこと自体が老いてきた証拠なんですがね。
けど受け入れてます。
だって、何の努力もしてないもん。
自業自得です。
けど、諦めた訳ではありませんよ。
こんな状態でも頼ってくれる人はいると思いますし、必要とされたいとは思っています。
例えば、大吉クンのお散歩は1日2回。
常にワタシという訳はありませんが、時間に調整をつけてワタシもいっていますし、もちろん家族も行ってくれます。
仮にワタシという存在が「0」になった場合、大吉クンのお散歩は1日2回というのはマスト。
そのすべてを家族が行わなくてはなりません。
これって大変。
今回は大吉クンのお散歩を例えにしましたが、生活すべてにこの考え方を当てはめると、まだまだ諦める訳にはイカンのです。
こんなことを書いていると、「お、どうした病気でも見つかったか?」なんて思われちゃいますが、今のところ健康体ではゴザイマセンが、病気は見つかっておりません。
ただ、今日は月に一度の通院日。
家族と一緒にかかりつけのクリニックへ行ってきました。
その移動中に目にした美味しかったラーメン屋さんが閉店して掲げられた「テナント募集」の看板、ワタシが物心ついた時からあった橋の拡幅工事の様子、新しくオープン予定なのか開店準備をしている様子、解体作業中の車の整備工場、細い道なのに道端で3人固まってお喋りに興じるご婦人たち、外気浴中なのかなおそらく生まれたての赤ちゃんを抱っこしてママさんらしき人、それを愛おしそうに見つめるパパさんらしき人、小さくなった家族の背中・・・・。
そんな様々な光景を見ていたら、「諸行無常だなぁ~だからこそ一期一会を大事にしなきゃな」なんて思いました。