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MRIで蘇る本能。

 こんにちは!

 今日は整形外科の通院日
病院へ行く途中、新しくオープンしたとみられるラーメン屋さんを発見したので、待合中に検索したら、なんと数日前にオープンしたばかり、口コミの総合評価もソコソコでしたので、「うん、今日のランチはここだな」と決めてMRIの撮影に臨んだしゃちょーです。

 ちなみにそのラーメン屋さんを発見するまでは病院のすぐ近くにある、創業40年以上の定食屋さんに決めていました。
その定食屋さんを通り過ぎ、件のラーメン屋さんへ向かうと、駐車場がガラガラ。
おかしいなと思いお店の前まで行くと「本日定休日」の張り紙。
その場でガクガクと膝を震わせ倒れ込みそうになりました。

 話を本題に戻し、MRI撮影。
みなさん経験はありますか?
ワタシは数回経験があります。
首・肩・腰・頭・・・・そして今回の足首。
あ、全身ってのもありますね。

 MRIというのは検索してもらえばすぐお分かりになると思いますが、磁気や電磁波を使って体を様々な角度に輪切りのように表示し、様々な病気やケガの診断に役立てるという優れた機械です。

 ベッドに横になり、大きな筒状の機械の中出入りして撮影をするのですが、大きな音と磁力、狭い空間で具合が悪くなってしまう方もいらっしゃるらしいとのこと。
今日に限らず、今までのMRI撮影時には「気分が悪くなったらこのボタンを押してくださいねー」とMRI技師の方にコールボタンを渡されますので、結構な割合で具合が悪くなる方がいらっしゃるんでしょうね。

 ワタシはというと、過去に数度行ったMRI撮影時にはそういった副反応的な症状は一切なく、100%眠ってしまいます。

 今日の足首の撮影では、足首を固定され手を胸の上に組むように指示され、右手にはコールボタン。
「動かないでくださいねー動くと撮影できませんよー特に足先、足の指に注意したくださいねー」と念を押すように注意を受け、程よくというか結構な緊張感の中、騒音対策であろうヘッドホンを装着され、「ハイ、始めまーす。撮影時間は20分ほどでーす」と言われた途端、固定されていた足首の辺りに違和感(たぶん気のせい)を覚え、「おいおいおい、20分もこの違和感と戦わなきゃいけないのかよ!」なんて思いながらも目を瞑り、気のせいであろう違和感と戦っていると、機械から発せられるゴウンゴウンやピーという様々な音が頭の中でいい具合に混ざり合い、いつの間にかほわわんといい塩梅になっていました。

 以前、肩から首、頭のMRI撮影の時など、よくある「寝ビク」(眠っている時にびくっとしちゃう現象)を起こしてしまい、「ヤベッ!ちゃんと撮影できませんって言われちゃったらどうしよう」と焦りつつも「ああ、固定されててよかった。ベッドから落ちるとこだった」と変な安心感を得たこともあります。

 今までの経験上、ワタシ自身は昔の漫画やドラマに出てくる「どこでもすぐに眠れる人」ではないと思います。
旅行に行っても一番遅くまで起きていて、一番早く起きることが多く無駄に疲れる人だったり、たまある「移動中にランチを済ませ、違法でないところへ車を停め、ちょっと仮眠」ってのはむしろ苦手な方。
観光バスや電車で行く旅行も流れで本当は苦手な「昼酒」を頂いた時も眠れず、お酒のだるさと真正面から戦うことになります。

 けどなぜか眠れるMRI。
調べてみたら、MRI撮影時に機械から発せられる様々な音が胎児の時に感じた母体からの心臓の音に似ているとの説があり、これが安心感を促すとのこと。

 ワタシが母体から独立したのは50年以上前、その記憶というのが残っているというのは、ワタシ個人の記憶というより、人間若しくは哺乳類に残っている本能的なモノかもしれませんね。