TORAYA

 こんにちは!

 プライベートなことなのですが、1年以上棚上げになっていいた事案ががありまして、なかなかスッキリできなかったのですが、先方からのご提案を頂きまして、大きな一歩を踏み出せそうな感じです。
これを読んでいる方には「なにがなんだかなんのこっちゃ」って話なのでしょうが、善意で言っていってくださったことにそのまま甘えて乗り込んで、勝手にスッキリしちゃってるしゃちょーです。
アリガタヤアリガタヤ・・・・・

 今週、ご挨拶に伺う先に手ぶらというのもナニなので、手土産を持参しようと、何を差し上げたら喜んで頂けるか考えていたワタシ。

 ネットで検索して人気等をリサーチしてそれを購入するというのもいいのですが、実際にワタシが頂いて美味しかった物の方が気持ちが伝わるんじゃないかと、藤岡市にある虎屋本店さんの鬼サブレをチョイス。

 藤岡の本店で購入しようと思いましたが、そこには素敵なカフェが併設してあり、のんびりとお茶を飲んで、ついでにランチも・・・・・ということになりかねないので、高島屋さんに出店しているお店にお邪魔しました。

 地下1階に行き、「虎屋さん、虎屋さん・・・・」と念仏のように呟きながら店内を徘徊するとありました。
看板には間違いなく「虎屋」の文字。

 どれどれとディスプレイを眺めると、サブレがない。
羊羹はある、最中もある。
けれどサブレがない。
陳列してある商品からはワタシの知っている虎屋さんの雰囲気が皆無。
店員さんは掛かってきた電話にご対応中。

 電話が終わり、店員さんが声を掛けてくれて、挙動不審のおじさんが消え入りそうな声で「あの・・・・サブレ・・・・サブレは・・・・サブレはありませんか?」と質問。
店員さんはにっこりと笑顔で、「はい、サブレはこの角を曲がったところにありますよ。こちらへどうぞ」と売り場まで案内してくれました。

 距離にして10mくらい。
その途中に店員さんは「当店は東京の虎屋でございます。」と言い、そこだけで察したワタシは「あああ、すみません、すみません、ここまででけっこうです。すみません」と平謝り。

なぜ「ここまででけっこうです」と言ったかと言いますと、東京の虎屋さんに案内されて藤岡の虎屋さんのお店の前まで連れて行ってくださった場合、東京の虎屋さんにだけ「間違えたおじさん」と思われればいいものを藤岡の虎屋さんの店員さんにも「間違えたおじさん」と思われ、ただでさえ恥ずかしいのが、2倍恥ずかしくなっちゃうじゃないですか?
だのでお断りしたのですが、東京の虎屋さんの店員さんはまじめに藤岡の虎屋さんの前までしっかりと案内していただきました。
真面目な方なんですね。

 そんな訳で、家族とスタッフへのお土産もしっかりと買い込んで、無事(じゃないな)帰社。

 ちなみに東京の虎屋さんは「虎屋」。
藤岡の虎屋さんは「虎屋本店」です。
高崎高島屋さんでお求めの方、くれぐれもお気を付けください。

 最後になりますが、虎屋本店の鬼サブレ。
虎屋本店さんのサクサク最中の中にサブレが入っていて、サクサク感は最高。
世界中のサブレを食べ歩いた訳ではないのですが、ワタシが思う「うまいサブレ四天王」には入るんじゃなかろうかと思っております。
ご興味のある方は是非!
あ、ちなみに藤岡の虎屋本店さんに併設されているカフェのかき氷(もちろん夏季限定)もおすすめです!