お月見。

 こんにちは!

 昨年の十五夜の日に、近所の和菓子屋さんへ行き、お月見だんごを買おうとしたのですが、お店のご主人がご高齢のため、お月見だんごはもうやらないと言われ、ちょっとショックだったしゃちょーです。

 結局、別の和菓子屋さんで購入できたのですが、子供の頃から買っていたお店の方、考えてみれば当たり前なんですがお年を召される。
諸行無常。

 で、今年の十五夜は「ああ、あそこのお店、お団子作らなくなったんだ。予約しなくちゃ」とは思っていたのですが、ダイレクトにお店へ行き、購入するというのが習慣化していたせいか、いや、ただ用事を先延ばししていたせいで予約し忘れ。
夕飯の買い出しの時にでも買えばいいやと高を括った結果、案の定、それらしきものは売り切れ。
売り場に残ったのは「十五夜だんご」と書かれた三色だんごやお饅頭の詰め合わせ。
「くそぅ!ワタシが思っているお月見だんごはこれじゃない!」と思いつつも購入。
まさに「後でやろうはバカ野郎」の具現化。

 ワタシがなぜ、そこまで拘るかというと、理由は二つ。

 子供の頃、母がお団子を買って(数度作ってもらった記憶もあります)きてくれて、栗やぶどうと一緒に飾り付け、傍らにはススキ。
晩御飯は控えめに食べて、食後にお団子を頂いたってのがワタシはすごくワクワク。
ちなみに翌朝の朝食は堅くなったお団子をオーブントースターで軽く焼いてお醤油をつけていただくのがワタシは好きでした。
今は鬼籍に入ってしまった母との思い出をちょっと思い出す日。
ぶどうとかの飾り付けは「どうせ飾るなら盛大に飾りたい!けど、盛大に飾ると、それらを頂くというのが一苦労」という理由で省略させて頂きました。
かあちゃんごめん・・・・・。

 もう一つ、そういった季節の行事を楽しむということを次の世代にも知ってもらいたいということ。
知ったうえで、年齢を重ねた次の世代がやるかやらないかは自由。
ただ、「知っているけどやらない」と「知らないからやらない(できない)」は大きな溝があり、この先々、生きていくうえで「えーっ!十五夜やらないのぉ!」なんて言われたら、それは経験させてあげられなかった親の責任。
これは避けたい。

 ところで、お月見と言えば、先日の大吉クンとのお散歩中によくお会いする方に「マッ〇の月見バーガー食べた?美味しかったよ~」と言われました。
「おお、もうそんな季節か、機会があったら食べてみよう」と思い、例年であれば、日々を過ごしているうちに、いつの間にやら販売終了、「また来年、お次はグラコロね」となるのがパターンなので、今シーズンは教えて頂いてから数日ご本日、頂きました。

 ここのハンバーガーは、性質上、早食いしてしまうのが常。
早食いしてしまうと、「1個じゃちょっと物足りん・・・・」となり、「もう一つ行っとくか・・・・」と一番小さいのを追加して後悔するのも常。
だので、テイクアウトにしました。
幸い、我が家はポテトがシナシナになりにくい距離にあります。
美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
そして、一つで充分、二つ買わなくてよかった。

 そうそう、マッ〇の他にも〇ス、ケ〇タでも月見の期間限定バーガーやってますね。
ハンバーガーではないのですが、ほっと〇っとも月見のお弁当販売中とのこと。
事務所にいらっしゃる方の中でも月見バーガーのお話をされる方が多い気がします。
今シーズンは月見が熱いのかな?