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少年たちの野球に思ふ。

こんにちは!

 先ほど大吉クンとお散歩に行ってきました。
その途中の信号待ちの時、二人の小学生も自転車で信号待ち。
一人の小学生の自転車にスピードメーターが付いていて、そのメーターがなんとデジタル表示!
ワタシの家族が幼かった頃に買ってあげた自転車にもスピードメーターは付いていたのですが、アナログで雹じれており、時の流れというのはワタシが気付いていないだけで確実に存在しているんだなと実感したしゃちょーです。
その小学生、道路の標識通りに「自転車は車道な!」と声を掛け合って乗り出したのにちょっとほっこりもしました。

 その散歩の途中にあるグランドで、小学生と思われる子供が数人で野球をしているのを見掛けました。
どこかのスポーツ少年団やクラブチームにも属さない、本当の草野球。
雰囲気からすると人数も奇数なんじゃない?
ぱっと見、道具的なものはバットとボール、持っているこの手にはグローブ。
グローブを持っていない子も見受けられました。
もちろんベースは足で地面に書いたもの。

 そんな感じなので、ルールもローカルルール。
もっと言ってしまえば、ゲーム中に「あーこれだとダメだからこうしようぜ!」なんてフレキシブルに変更。

 「野球とはこういうものである」という観点からすると、「全然ダメな野球。」
けど、みんなで話し合ってルールを決め、持つ者と持たざる者が分け合い、不都合が起こったら話し合って改善すし、その集団には明確な決まりではなく、雰囲気で決められたであろう「ちゃんとしたリーダー」も存在する「ものすごくちゃんとした社会」がそこにありました。

 ニュースや情報番組、普段のワタシ達の生活では、「こうする方がいい」「これだとこういう結果になる」といった憶測や「これは責任の所在をしっかりと・・・・」なんて犯人捜し「いや、この方がいいに決まっている」「こうするべきだ」という決めつけなんかが飛び交っていますし、ワタシ自身もそういったものに知らぬ間に縛られているような気がします。

 散歩の途中で見掛けた、ある意味本当の少年野球にものすごく社会性を見つけたような気がします。
普段、口では「間違えてもいいんだよ。大切なのはそのリカバーの仕方だよ」なんてキレイゴトを言っていますが、実際にそういった場面に遭遇すると「う~ん、ちょっと面倒だなぁ~」なんて思ってしまい、そのキレイゴトというお洋服を着て世間を歩いていたことに気付きました。

 もう少し格好をつけず、正直に生きていけたら楽になるのかな?