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お月見だんご。

こんにちは。
しゃちょーです。

今日は中秋の名月で満月。
ニュースによると8年ぶりらしいですね。

子供の頃は母親がちゃんとお供えをしてくれて、お月見をしていたのですが、ワタシが成長するにつれて、飾りつけをしなくなってしまいました。
子供ができて、本当に小さい頃にはちゃんと飾り付けしてお月見をしていたのですが、やはり成長するにつれ、いい言い方で簡素化されています。
毎年、ちゃんとやってあげようとは思っているのですが、なかなかできていないなぁと少し反省です。

しかし、飾りつけはしなくても、お月見のお団子はいただきます。
中秋の名月だからとかそういうんじゃなく、ただ単純に食べ物として好きなのです。

ワタシはオーブン等で軽くあぶってお醤油をつけていただくの好きですが、焼かずにそのまま砂糖醤油でいただく家族もいます。
毎回「俺は醬油派」「いや、砂糖醤油の良さを知らないなんて・・・・」なんて言い合いながらいただいてます。

今夜もそんなお約束のショートコントが開催されるべく、子供のころからお世話になっている和菓子屋さんへ行くと、いつもと様子が違いました。

いつもなら「ご自由にどうぞ」と書かれた桶にススキの穂が店先に置いてあったはずなのにない。
それに毎年貼られていた「お月見だんご」のポスターがない。

おかしいと思いつつ、お店のご主人に「お月見のお団子ありますか?」と尋ねると「ああ、やらなくなったんさね。わりぃんね」とネイティブな群馬弁のご返答。

「ああ、そうですか・・・・」とお店を後にすると、時の流れの無常さを感じました。
冷静に考えると、ワタシが子供のころからあったお店で、代替わりせず営んでいるのだから、当たり前なんですよ。

結局、別のお店でお月見だんごは買いました。
毎年交わされていた我が家のこすり倒された鉄板ショートコントも少し違った感じになるかもしれません。

ながらく御商売をなさっていて、年齢とともに少し規模を小さくして、将来的には閉店するときが来るんでしょうね。
そんな時、ワタシのようにそんなにヘヴィーユーザーではなくても少し寂しい気持ちになる人がいるって、お店側からすると有難いものなのかもしれません。
ワタシだったら嬉しいな。

当社もいつかは・・・・・そんな時に惜しんでくださるユーザー様がいてくれるようなお仕事をせにゃならんと思いました。

さて、はじめてのお店のはじめてのお月見だんごはどんな味になるんでしょうかね?