1. ブログ
  2. ブログ
  3. 思い入れのあるモノをお持ちですか?

思い入れのあるモノをお持ちですか?

こんにちは!
実は古いバイクを2台ほど持っているしゃちょーです。
詳細は省きますが、1台は32年ほど前のバイク、もう1台は59年前のバイク。
両方ともご縁があって譲っていただきました。
32年前のバイクは現役で走ってます。
59年前のバイクはキャブレターの不調かな?エンジンがかかりにくくなっている状態です。
時間を見つけて自分で直すか、ショップにお願いするかただいま悩み中。
こういう時間が一番楽しいんですよね。

はてさて、ネットニュースを観ていたら、女優の伊藤かずえさんが平成2年から乗り続けている愛車(日産シーマ)をレストアしてもらい、作業終了したので、8か月ぶりにご対面というニュースが載っていました。

個人的な意見ですが、古いの物を手入れし続けて、長く使うってのに惹かれます。
それだけ愛着を持って使い続けるということは、その物に対する知識をユーザーに与えてくれます。
それに、その物から派生する様々な物や文化も与えてくれて、人生と言ったら大袈裟ですが、なにかとても豊かにしてくれるような気がします。

こういう感覚というのは新しいものを衝動買いして、具合が悪くなったらすぐに取り換えるというのには、なかなか味わえない感覚なんじゃないかと思います。
まぁそれも一つの選択肢ではあるとは思いますが・・・・・

個人的な趣味で恐縮ですが、よく「どこかへ出かけてバイク壊れちゃったどうするの?」とか「乗ってって不安じゃない?」なんてお言葉をいただきます。
うん、その意見はごもっともです。
だけど、ワタシは32年前のバイクが好きで乗ってます。
59年前のバイクが好きでいじってます。
安定して出掛けて、帰ってきたかったら新車を買って乗るのが一番です。
でもそれじゃ物足りないのですよ。
だから古いのに乗ったりいじったりしているのです。

一方伊藤さん。
平成2年から乗り始めた日産シーマには乗り続けていたからこその物語があるのです。
そういうのを大事したいなぁと思います。

59年前のバイク。
大雑把にいうと、おぎゃーと生まれた子供がすくすく育ち、60歳で還暦を迎える一歩手前の時間を刻んだり重ねたりしていると思うと、ぞくぞくしますね。
だってワタシより年上なんですよ。
ワタシの知らない昭和の歴史を感じてこられた歴代のオーナー様がどんな思いでこのバイクを手にし、別れを告げてワタシの元へ来てくれたって考えると、粗末にはできません!

伊藤さんのシーマ。
youtubeでは「免許返納まで乗ります」と仰ってました。
出来ればその思いを博物館展示でもいいし、次の世代に乗ってもらうのでもいいから繋いでほしいなぁと思いました。
みなさんも思い入れのある何かを持っていますか?

※伊藤かずえさんのニュースですが著作権の都合上でリンクを貼りませんでした。
気になる方は「伊藤かずえ シーマ」で検索してください。