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こんにちは!
先日の日記で収穫したとご報告したオクラ、そうめんの薬味として美味しく頂きました。
こんなことを言うと一緒に食べた家族に怒られそうなのですが、以外にも普通に美味しかった、もっと青臭いかと思ってましたので、びっくりしているしゃちょーです。
さて、先週末は土用の丑の日でした。
夕食の買い出しに訪れた近所のスーパーでは、「ウナギを食べて暑さを乗り切るぞ!」と意気揚々とした方ばかりではなく、「あー土用の丑の日だし、ウナギでも食べっかなー」という決して積極的にウナギを食べたいという熱量を感じさせない方々も交じり、混み合っておりました。
数週間前から「今年の土用の丑の日は、ちゃんと予約をしてウナギを頂こう」と秘めたる思いを持ち続けたワタシでしたが、ワタシ自身がその思いを秘め過ぎてしまったようで、家族のスケジュール調整すらできなていないという体たらく。
そんなワタシにはウナギの女神の微笑みを享受する資格はないと勝手に判断し、手に取ったのがタイトル下の画像の品。
魚のすり身を加工して作られた作られたこの商品を家に連れて帰り、レンジアップしてたれと山椒をかけて頂く。
「うん、美味い。ふつーに美味い」
「うわぁ!ウナギと間違えちゃうよ!」とか「黙って出されると、気付かないよねぇ!」とかは全くなく(開発された方申し訳ございません)、「おおお、ふつー、ふつー普通に美味しい。アレルギーとかの健康上の理由でウナギが禁止されたとしても、俺にはコイツがいてくれるぜとキリっとした顔で言える」レベルの美味しさです。
むしろ丑の日以外にも頂きたい。
同様の「ほぼカニ」(※1)も以前、頂きましたが、これもまたワタシ好みです。
「食べ方が上手いの下手だの」カニを上手に剥ける人に「あー身が残ってるよ!もったいない・・・・・」とマウントを撮られることなく頂けるので、とても平和な雰囲気の中、暖かい気持ちで頂ける逸品です。
※1:「ほぼカニ」という商品名のカニカマがあります。詳しくは「ほぼカニ」で検索してみてください。
北関東で唯一高崎にお店があるという、「いつも行列ができていて、並んでいる人の中には殺伐としたオーラを醸し出しているのを見掛けたことがある、辛いタンメン屋さん」はカップ麺と店舗の両方を頂きましたが、店舗の味を忠実に再現出来ていて、開発の人はリスペクトに値すると個人的に頷ける出来。
暖かく美味しく頂けたり、不要なマウントを取られたり、行列に並んで窮屈な思いをしながら頂くのも「本物」を頂くうえでは醍醐味の一つなのかもしれませんが、ニッコリホコホコ頂く「フェイクな一品」の方が、開発の方の努力を感じられることもあり、楽しく頂けるような気がしました。
やはり食事というのは「お腹がいっぱいになる」ことも大事ですが「楽しく頂く」「いい雰囲気で頂く」というのも重要な要素の一つなのではないでしょうか?