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イギリス好きの拗らせ少年は・・・・

 こんにちは!

 週末は家族の送迎やら、お世話になっているサッカーチームの試合観戦やら、親せきの初スタッドレスタイヤ購入のお手伝いやら、法事やらとフル回転だったしゃちょーです。
法事の会食はご時世柄でなし、その代わりに手土産の折詰を頂いたのですが、その折詰が包まれていたのが、透明でちょっと柄の入っているビニール製の風呂敷で「おおお、ビニールの風呂敷ってなんか久しぶり!」なんて思っちゃいました。
この感覚がわかる方、きっとワタシと同年代でしょう。

 同世代の方でもご存じない方が多いかと思いますが、ネットニュースで「デヴュー40周年を記念して、イギリスのロックバンド、カルチャークラブがベスト盤をリリース!」というニュースが載っており、個人的に盛り上がっております。

 40年前、小学生から中学生になるころに、兄の影響で土曜深夜に「ベストヒットUSA」という番組を観て、「俺って洋楽聴いててオシャレなんだぜ!クラスメイトはアイドルにワーキャー言ってるけど、俺はみんなとはちょっと違うんだぜ!」となにかしらの病を拗らせていました。

 そんな拗らせ少年のワタシが観ていた「ベストヒットUSA」はアメリカのビルボード誌のランキングを小林克也しの軽快なDJ風にカッコイイ英語で紹介する番組。
たしか提供はブリジストンタイヤ。
マドンナやシンディローパーがデヴューした頃で拗らせ少年は「ほほぅ・・・・」と訳も分からず頷いていたのですが、そこへドーンときたカルチャークラブに衝撃を受けました。

 なんと言ってもヴォーカルのボーイ・ジョーイのヴィジュアル。
「ふぇ?女子?けど声は男子?どうなのよ?」と拗らせ少年は世界の広さを知り、数日後に化粧品のCMで曲が使われ、「こりゃークラスメイトを出し抜き、あーあの曲いいよね~とドヤりたい!」拗らせ少年はと当時通っていたレンタルレコード屋さんへキコキコと自転車を漕ぎだした思い出。

 カルチャークラブはじめ、拗らせ少年の「クラスメイトを出し抜かねば!」という思いはほとんどすべて空振りに終わるのですが、琴線に響いた楽曲はベストヒットUSAというアメリカのチャート番組を観ていたのに、なぜかイギリスのバンドやグループ。

 カルフォルニアの青い空の下でヒャッホーイ!とするのも楽しそうなのですが、それよりも夕方のロンドンの曇り空の下をふらりと歩き、バーで黒ビールかスコッチウイスキーでもチビリと呑むのにかなり惹かれます。
同様に音楽もブルース・スプリングスティーンが汗だくで「Born in the USA!」と歌うより、スティングがベースを持ちながら暗めのトーンで「見つめていたい」を歌っている方が好き。
バイクもハーレーみたいなアメリカンバイクより、トライアンフやノートンといったイギリス車が好み。

 クリスマスソングもマライやキャリーよりワム。
チャリティで結成されたバンドもUSA for africaよりBand aid。
食べ物は・・・・・正直わかりませんが、コーヒーより紅茶が好き。
ただ、コンビニさんとかで売っている紅茶は加糖の物は甘すぎで、無糖の物だと少し物足りないので、コーヒーを買いますが、基本的に紅茶好き。

 なんとなくなのですが、イギリス贔屓。
だからどうしたと言えばそうなのですが、カルチャークラブを観て衝撃を受けた拗らせ少年はそのまま大きくなってしまったというお話でした。