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普通が一番。

こんにちは!

 新型コロナに罹患してから、無事に復帰はしたものの、なんだか調子が出ないしゃちょーです。
すごく軽い頭痛やなんて事のない程度の鼻づまり、なんとなくですが肺に空気を吸い込む量が減ったような感じがして、声を張れない・・・・・ドカンと大きな後遺症というのもキツイのでしょうが、地味に軽度な後遺症とも呼べない症状が積み重なるというのは以外にもシンドイものですね。

 そして、今日はワタシが罹患してから初めてスタッフが全員出勤した日。
朝のミーティングでは「調子はどう?」なんて労いのお言葉を頂いたり、しばらくの間、欠勤していたスタッフに「あ、お久しぶりです。」なんて冗談を言い合うなどなかなかにアットホームな雰囲気でお仕事ができました。

 その中で、コロナ療養中の過ごし方みたいな話題になり、「お風呂はどうしてた?」「食事は?」「消毒ってどうしてた?」なんて話になり、みんな工夫を凝らして対峙していたんだなと感慨深い思いです。

 そこでスタッフの一人が「普通って大事ですねー」と一言。
いや、真面目に今回の件で「普通の有難さ」というものを実感しました。
普通に起きて、暖かい部屋で普通に食事をして、普通にお仕事をして、普通に帰宅。
温かい食事を普通に頂いて、温かいお風呂に普通に入って、暖かい布団で眠る。

 本当に本当に普通の何気ない一日。
普段は気付かないごくごく普通の日常。
ちょっとしたきっかけでその普通の一日のバランスが崩れた時のストレスというのは、意外と大きなモノでした。
トイレに行くにも片手に消毒液を持ち、ワタシと大吉クンしかいない部屋で黙々と食べる食事を摂り、家族とは連絡事項やこちらのリクエスト(○○とって~等)を伝えるだけの、会話とは言えない会話のみ。

 隔離期間を終え、久しぶりに外の空気を吸った家族は開口一番こう言いました。
シャバはええのぉ~空が広いのぉ~と。

 普段は何も感じない空の広さや家族との会話、暖か食事に移動できる喜びというのは極普通。
気付けないものに気付けたという点ではコロナに罹ったというのは、マイナス要件だけではないのかなと前向きに思ってみました。

うん、普通が一番。