想像力。

 こんにちは!

 4月になり、お取引先の方々の中に部署や担当が移動になり、引継ぎとして新しい担当さんを紹介されるのですが、歳のせいか一発で顔と名前が一致しないしゃちょーです。
まぁ徐々にということで・・・・・

 朝食や昼食を頂く時、テレビを点けていることが多いのですが、昨日からchatGPTの話題が多いような気がします。
どうやらchatGPTを開発したOPEN AI社のCEOが来日していることからこういうことになったんでしょうね。
chatGTPに関しては過去の記事でいじったことがある程度なのですが、目にしたワイドショーでは、このchatGPTについての解説と付き合い方について解説されていました。

 ワタシはちょこっといじった程度で深くchatGPTのことを知りませんが、便利に使える道具としてなら十分にアリかと思います。

 逆にすべてをAIに任せるというのはちょっと反対で、便利になるという大義名分の裏側には「想像力の退化」という副作用があると思います。
それは何かを成しえた達成感ややればできるんだという自己肯定感なのかもしれません。

 例えば今回話題になっているchatGPT。
「chatGPTとの付き合い方を教えて?」とchatGPTに入力して、その結果をフムフムと読み。
それが正解かのように納得してしまう。
それが今のchatGPTなら「いや、ここおかしいでしょう!」とツッコめるとは思いますが、この先、chatGPTが進化し、おそらく進化すんでしょうけど、ワタシのようなオッサンはともかく、ある程度知識のある方々も「ほほぅ・・・・」と思ってしまうような答えを導き出した場合、「ああそうか、それでいいのか」と納得してしまい、「じゃーそれでいいじゃん」ということになってしまいます。

 そこにはchatGPTが導き出した答えがベースになっていて出た結論。
人が人として想像してchatGPTに対応していないのです。
chatGPTが出した結論の間違い探ししかできていないということです。
まさに「想像力の欠如」

 ちょいと話は飛びまして、こういうことが続いていき、「じゃー人間は間違うんだからAIに任せちゃえばいいんじゃね。政治だってAIに任せれば利権や自己の都合にいい政治にだってなるはずがないよ!」ってことになると、「各国1つの超すごいAIみたいなのを持てばいいじゃん」って話になっちゃうとこれまた厄介。

 ワタシが子供の頃に読んだ「火の鳥」という漫画。
それの「未来編」というのがあるのですが、どんな事情かは忘れましたが、地上に人が住めなくなり、地下に都市を作った人類は、すべての決断を人工知能に託してしまいます。

 地下都市は世界に数か所あり、それぞれが人工知能に託し、運営されていましたが、その一つで失われた生物を復活させようと研究されていましたが、その一つを持ち出してしまった主人公が、隣の都市へ亡命をしようとします。
お互いの人工知能が言い争い、核戦争が勃発し、人類は滅亡してしまい・・・・・・その先は「火の鳥・未来編」をお手に取って読んでください。
未来編に限らず、とても考えさせられるいいマンガです。

 さて、話しを戻しまして、chatGPT。
スマートホンの出現によってワタシ達は生活がグンと便利になりましたが、その副作用もかなりあると思います。
chatGPTはスマホの登場以上にワタシ達の生活に劇的な変化をもたらせてくれるものだと直感的に感じています。
まぁPCのないところではスマホがないとchatGPTを扱うのは大変そうですが・・・・・
そんな大したchatGPT。
想像力を持って挑まないと乗っ取られまっせ。